セルフイメージの力

 

結構、頑張って前向きに生きてきたつもりなのに思いがけないアクシデントに度々見舞われ、

身も心も疲れ果て 

生きていくのが正直、苦しくて苦しくて

仕方ないと思ったことはありませんか?

 

私はあります。

 

会社が倒産したり、

病気にで働くことが出来なく

なってしまったり、

ブラック企業と裁判沙汰になったり、

健康状態も経済的にも

崖っぷちに追い込まれたりと…

 

私の何がそんなに悪いのか?

 

スピリチュアル系のセミナーなどにも何回か行ったりもしました。

親子関係の問題が強く影響していることは、だいたいのスピリチュアルの

共通点でした。

 

確かに私も特に母親とは幼い頃から折り合いが悪く、拒食症にもなり、

12歳の頃から母親とは離れて暮らした方がいいと医師からも判断され、

病弱養護学校が隣接している病院に入院しました。

 

母親は物心ついた頃から

私の事を何かとケナすことが多く、嫌いでした。

叱るというより、自分の苛立ちで感情的に怒鳴ったり

手を上げる方でした。

 

母親は小学生の私に

「親だって子供選べないんだからな。」と

睨みきかせて平気で言っちゃう人でした。

私も「お母さん、嫌い。」って平気で言えてました。

親子も色々です。

親子といえども価値観は全く違っていました。

 

私がセミナーを受けたスピリチュアル系の講師のほとんどの方々は親との関係が

比較的まっとうな方々で、その方の母親像を聞くと自分とは

とても遠い存在だな、と思う事がほとんどでした。

それなりに為にはなる話だけど、救われた感は持てませんでした。

 

そんな折、偶然というか必然というか、

あるアメリカ人医師の研究したセルフイメージの事を知り、

ハッとして、自分がケつまずいている本当の原因はこれではないかと思いました。

 

運が良いとか悪いとかではなく、育った環境がイマイチという事でもなく、

努力が足りないという事でもなく、

本当の原因は自分に対する自己イメージが低いという事です。

自分のイメージが低いとか高いとか自分自身で気づいていませんでした。

このことを知るまでは。

 

振り返ってみると自分には価値があると思う事がずっと出来ていなかったと思いました。

特に母親には子供の頃から ことごとくケナされる事が多かったので

ずっと、不安感の方が強く、

いつも自信の無さは努力で補わねばと必死になってました。

 

 自分を過大評価したり、人を見下すような傲慢さと吐き違えてはいけませんが、
自分自身に価値があると思うことは望む人生を生きることには重要だそうです。

 

努力しても努力しても肝心な所でうまくいかなくなる、

こんな目に合うほどの悪い事してないと思われるのに何でこんな事態になってしまったのか?
心の奥底で自分が幸せになる価値があると信じていないので自動的に人生が上昇したとしても本当の自分が信じてしまっている、

「自分にはどうせ価値がないんだから、幸せになっちゃいけない私」状態へ

戻ってしまう。

 

でも、やっと自分の思い込みに気づき、それを手放し、新たな気づきを受け入れることが

救われる道だと思いました。

 

肉親や回りの人々が何と言おうと、自分に価値がないと思う必要は全くない。

自分の本当の価値は誰にも奪えないし、落とされも汚されもしない。

 

このことはモルツ医師が研究した資料を読み、聴き、または見て府に落ちる事が沢山あり、

もう、認めざるを得ないといった感じでした。

モルツ医師は形成外科医として事故やケガで顔などに損傷を負った人々を

手術をして元通りにする仕事をしていました。

 

そんな中、他人が見れば、手術で顔がきれいに治っているのに本人は鏡を見ても傷が治ったように見えないと言う患者に出会いました。
そこで、目に見えるものと本人の認識が一致しないことに深く疑問を抱き、

研究を始めました。

 

表面上、本人でさえ原因は良く分かっていなくても本当の心の奥底で

自分自身が信じてしまっていることが人生に深く影響してしまうのです。

そのモルツ医師は今は亡くなっていますが、画家のサルバドーレ・ダリや数々の著名人にも影響を与えています。

 

私は、この事を知り、府に落とすプロセスを経て

過去の親子関係にも

心から「許す」という課題に向きあうことが

出来るようになりました。

そして色々な事を許せなかった

自分の事も許し、人も許す、

というとが出来るようになってきました。

 

今も多少は揺り戻しのようなものがあり、

葛藤が全く無くなったワケではありませんが、

自分の心の浄化を日課にし、

他の学びとの相乗効果もあり、今は以前より

かなり楽に生きられるようになりました。

 

 

 

 今では母親にも私の正直な意見を伝え、ソコソコいい関係になり、

過去の出来事にも本当の意味でケリをつけることができました。

 

母親も幼い頃、仕事で忙しかった

両親にかまってもらえなかった事が

大人になっても幾つになっても尾を引いているのです。

今だにです。

 

彼女は怒りやすく、刃物を持って暴れる事もあり、

許すこと、認めることがほとんど出来ません。

ケチをつけるのが大好きです。

 

自分で作った不幸の檻で

ずっと吠えて生きてる感じです。

 

今はいくら母親に吠えられても私のセルフイメージを

確立したことによって私が傷つく必要が

ないことが分かっているので

心乱される事はもう、ほぼありません。

 

そして母親も年を重ねて体力的に暴れる事はなくなり

離れて暮らす今は冷静に原因を見つめることが

出来るようになり、平和になりました。

そして母親も会話していても穏やかになってきました。

時の流れに計り知れない恩恵を感じます。

 

許すことで本当の意味で呪縛から

開放されていく感じです。

心が軽くなってくるのです。

 

そして母親からも色々学んだと今では思えます。

やっと。

 

でも事無かれ主義ではなく平和主義なので

尊厳を脅かされるような事があれば

それには挑むこともあります。

尊厳を踏みにじるような人には

許すとしても何もせず、泣き寝入りはしません。

大事な自分をないがしろにすることはできません。

相手にも知らせてあげないとね、その時は理解されなくても

何をしたのかを。

 

そして心底、希望を持って生き続けること、

本当にやりたいことを実践していくことが

出来るようになってきたと思います。


人は身の周りにある目に触れる物、耳に入るものによって潜在意識が

無意識に深く影響されるそうです。

 

自分が希望や勇気を感じたり、
心を励ましてくれるもの、安らぎや癒しを

イメージできる物を身近で見る、聞く

ことによって無意識のレベルで自分が望む状態へ

近づいていく働きがあるそうです。

 

モルツ医師自身も良いイメージを抱くものを毎日見ることにより、

自分の自信を日々高めていたそうです。

 

モルツ医師、天国からの導き、心底ありがとうございます。

高校生の頃の入院中、自暴自棄になってお酒に依存し、眠れず、

自殺未遂もしてワヤクチャな頃もありましたが、

今は森羅万象の恵みを受け取って生かされている事に感謝し、

生きている事を楽しみたいと思っています。

そして更に上昇していきたいと思います。